今日から裏の顔インフルエンサーとヘンテコラブコメお送りします~

「ゆーくん!助けて、お姉ちゃん……」


そういって手を伸ばすも……引きずられながら呆気なく希望は消えた。


「ねぇ!ちょっと!私これからゆうくんのお祝いしないといけないんだけど!」



「……そんなに弟くん大事?」


「大事!」


「……そ」



それだけ言うとあっさり手を離した。


……意外と言えば分かるのか、こいつ…?


そう頭をひねらせながらゆうくんを連れて家に帰ったのだった。


……後ろで


「……ふーん…そんなに大切なんだ…?」



『ラン』くんの表情と一変鋭い目つきで私の後ろ姿を見ていた、とも知らずに。