ルチアがワクワクして尋ねる。
「誰が選ばれたの?」
(審査を途中から受けていない以上、自分は棄権したと思ってるし、もう帰る気満々)
ビンセントは、
まるで当然のように肩をすくめて言う。
「俺にはルチアがいるんだから、他の女を審査しても意味がないだろ。選抜なんてとっくに終わった。あんな茶番、中止だ、中止。」
サラッと“本命宣言”を落とす男・ビンセント。
ルチアの思考が一瞬止まる。
(ちょ、ちょっと待って……
いやいや、私そんなつもりじゃ……!!)
もちろんルチアはパニック。
(このままだと……アズールティアに帰れない!?)
「え、あの、その……! 私、もう十分治ったから……!親切にありがとう。」
そろ〜っと自室を出ようとするルチア。
だがその瞬間。
控えていた侍女:
「ルチア様、今日は外に出られるのですか? 陛下にすぐお伝えを……!」
護衛騎士:
「お供をつけますのでお待ちください!」
(え、なんで全員そんな優しいの!?)
帝国全体が“ルチア=未来の皇后(確定)”扱い。
もう完全に逃がす気ゼロなのである。
「誰が選ばれたの?」
(審査を途中から受けていない以上、自分は棄権したと思ってるし、もう帰る気満々)
ビンセントは、
まるで当然のように肩をすくめて言う。
「俺にはルチアがいるんだから、他の女を審査しても意味がないだろ。選抜なんてとっくに終わった。あんな茶番、中止だ、中止。」
サラッと“本命宣言”を落とす男・ビンセント。
ルチアの思考が一瞬止まる。
(ちょ、ちょっと待って……
いやいや、私そんなつもりじゃ……!!)
もちろんルチアはパニック。
(このままだと……アズールティアに帰れない!?)
「え、あの、その……! 私、もう十分治ったから……!親切にありがとう。」
そろ〜っと自室を出ようとするルチア。
だがその瞬間。
控えていた侍女:
「ルチア様、今日は外に出られるのですか? 陛下にすぐお伝えを……!」
護衛騎士:
「お供をつけますのでお待ちください!」
(え、なんで全員そんな優しいの!?)
帝国全体が“ルチア=未来の皇后(確定)”扱い。
もう完全に逃がす気ゼロなのである。



