「まーた、あの屋敷に行くの?」 嫌そうな千紘 そんな態度関係なく 結城は車に乗り込む 『塩は粗塩ならどこにでもわりと売ってる。今から出たら夜には着く、明日の朝一で浄化させよう』 「はーいよ」 千紘は乗り気じゃ無さそうだが なんだかんだ着いてきてくれる。 悪魔と言えど怖さはない 結構良い人だなと内心思いながら 助手席に乗る千紘を待っていると 「あの… 」 知らない女が後部座席のドアを開けた