秘密な恋愛

「佑陽くん、ヤキモチ妬いてる?」

芽依の言葉に
ドキっとする佑陽。

「妬くだろ···」

恥ずかしいのか、
ふと視線をそらしながら呟いた。

その姿に、思わず
“ふふっ”
と嬉しそうに笑いかける芽依。


そして芽依はお菓子をつつみ見直し

「はい、佑陽くんのバレンタイン。」

“どうぞっ”
と佑陽へそっと渡した。


「··ありがとうな」



繋がる手をほどき
そっと芽依の髪へと触れる佑陽。


その瞬間。
ぐっと距離が近くなり
そのまま
優しく
触れるだけのキスをされる。


ドキ···
(っ···佑陽くん···)


ふと離れ
佑陽と目が合い

「ここ、図書室だよ···」

恥ずかしそうに
小さくつぶやく芽依。

「知ってる」



​そう言って、佑陽はふっといたずらっぽく笑うも、愛おしそうに芽依を見つめる。