「だ、誰のって···」
芽依の心臓が、ドクンと大きな音を立てる。
近すぎる距離で見つめられ、
もう逃げることもできない。
(ダメ···言い訳できない···)
キュッと、目の前にあるバレンタインの
ラッピング袋を少し震える手で
包み込み
芽依は小さくぽつりと呟いた。
「佑陽くんの、だよ···」
その瞬間、佑陽の胸の中の鼓動も、
ドクンと大きく跳ね上がった。
佑陽はそっと芽依の手に優しく触れ
「じゃあ、なんで“俺への”やつ、芽依が食おうとしてたの?」
「それは···。朝、偶然、佑陽くんが『これ以上食えねぇ』って言ってるの聞いちゃって。これ以上あげたら困るかなって思ったら、渡せなくなっちゃって」
(あ。あれ、聞いてたのか)
点と線が繋がり、佑陽は
「はぁ……」
と小さく息を吐く。
芽依の心臓が、ドクンと大きな音を立てる。
近すぎる距離で見つめられ、
もう逃げることもできない。
(ダメ···言い訳できない···)
キュッと、目の前にあるバレンタインの
ラッピング袋を少し震える手で
包み込み
芽依は小さくぽつりと呟いた。
「佑陽くんの、だよ···」
その瞬間、佑陽の胸の中の鼓動も、
ドクンと大きく跳ね上がった。
佑陽はそっと芽依の手に優しく触れ
「じゃあ、なんで“俺への”やつ、芽依が食おうとしてたの?」
「それは···。朝、偶然、佑陽くんが『これ以上食えねぇ』って言ってるの聞いちゃって。これ以上あげたら困るかなって思ったら、渡せなくなっちゃって」
(あ。あれ、聞いてたのか)
点と線が繋がり、佑陽は
「はぁ……」
と小さく息を吐く。



