そして放課後。
先生に呼ばれて職員室へ向かった佑陽を待つ間、芽依は図書室で調べ物をしながら時間を潰すことにした。
机の上には、ポツンと置かれたバレンタインの
お菓子。
(もう、自分で食べちゃおっかな)
あんなに大量のチョコを貰っていた佑陽。
これ以上、重いケーキを渡して困らせるくらいなら、いっそのこと無かったことにしてしまおう。
そう思った芽依は、
丁寧に結ばれていたラッピングのリボンをそっと解き、中のスティックケーキを一つ取り
口元へ運ぼうとした、その瞬間だった。
ひょい、と真横から手が伸びてきて、
「えっ!?」
「···うま」
「あ···佑陽、くん?」
驚きで声を裏返らせた芽依の隣で、いつの間にか戻ってきた佑陽が、奪い取ったケーキをもぐもぐと美味しそうに食べていた。
先生に呼ばれて職員室へ向かった佑陽を待つ間、芽依は図書室で調べ物をしながら時間を潰すことにした。
机の上には、ポツンと置かれたバレンタインの
お菓子。
(もう、自分で食べちゃおっかな)
あんなに大量のチョコを貰っていた佑陽。
これ以上、重いケーキを渡して困らせるくらいなら、いっそのこと無かったことにしてしまおう。
そう思った芽依は、
丁寧に結ばれていたラッピングのリボンをそっと解き、中のスティックケーキを一つ取り
口元へ運ぼうとした、その瞬間だった。
ひょい、と真横から手が伸びてきて、
「えっ!?」
「···うま」
「あ···佑陽、くん?」
驚きで声を裏返らせた芽依の隣で、いつの間にか戻ってきた佑陽が、奪い取ったケーキをもぐもぐと美味しそうに食べていた。



