秘密な恋愛

「芽依さん」
父は芽依へと視線を向け

「息子···佑陽を、これからもよろしく頼むよ」

“よろしく頼むよ”

それは、佑陽の父に認められたと言うこと。

「っ···はい。ありがとうございます」
芽依は目を潤ませながら
父へと深く頭を下げた。


「妻もきっと、喜んでいるだろ」
そう呟く父の表情は、穏やかだった。




無事に挨拶を終えた二人。

“はぁ··”
と緊張から解放された芽依は
深く息を吐く。

「緊張したぁ」
「だよな。俺も、芽依の両親に挨拶した時そうだった」

そう、ふと笑い
“お疲れ様”
と芽依の頭を撫でる。



「でも。最後に“よろしく”って言ってもらえて、安心したっ」
芽依は、ほっとしたような。 嬉しい表情を浮かべる。

お互いの家族にちゃんと認められ、また1歩進むことができた芽依と佑陽。