秘密な恋愛

​「これ···っ」

​鏡を見て、それが昨夜、佑陽に付けられた
キスマークだとやっと理解した芽依。

​(昨日···)

甘くて熱いやり取りと、自分から
“少しだけ頑張りたい”
と甘えてしまった気恥ずかしさが一気に押し寄せ、芽依は一人で顔を真っ赤にする。

自分が取った大胆な行動に、
今更ながら猛烈に気恥ずかしさを感じていた。





部屋に戻ると、佑陽はまだベッドの中で目を閉じている。芽依がその隣にそっと腰を下ろした、その時だった。

​「めい···」

​低く掠れた、まだ眠たそうな声で、佑陽が小さく呟いた。
​「起きた?」

​佑陽が目を覚ましたのかと思い、芽依が顔を覗き込もうとした瞬間。

グッと、不意に芽依の腕が強い力で引き寄せられた。
​「えっ?」

​バランスを崩した芽依の身体は、再び柔らかいベッドへと沈む。そのまま、芽依は
再び佑陽に抱きしめられた。