秘密な恋愛

クリスマスデートでの出来事。

『今日さ、お店の店員の子がめちゃくちゃミニのサンタコスしてたんだよ』

「お前さ。それ見てて怒らせたんだろ」

呆れたような声でつぶやく佑陽。

『いや。ちょっと違う。俺が由奈にも着て欲しいって何度か頼んだら“しつこい“って不機嫌になってさ。』

​「···ははっ、それはお前が悪いな」
佑陽がそう苦笑すると、翔多は

​『あぁ? 佑陽だって見てぇだろ? 芽依ちゃんがサンタ服着てるとこ!』

「···っ、それは、まあ···。あ、でもお前と違ってしつこくねぇし、俺」

『はっ?!』

それからくだらない話をし出す2人。
​なんでもないこの会話が
どこか落ちつかなかった佑陽の心を
落ちつかせた。