秘密な恋愛

「っ···」
思わず、ビクっと反応してしまう芽依。
無意識に身体を離そうとすると

​「頑張るって言ったの、芽依だからな」
と耳元で囁かれ
離そうとはしない。


「佑···陽くん···っ」

そのまま、佑陽の唇は首筋へと。
芽依の細い首元に、唇が触れる。

​「っん··」
ちくりとした小さな痛みに初めての感覚。
生まれて初めて付けられる、
キスマーク。

でも。芽依は
キスマークを付けられたとは
理解してなかった。



あまりの刺激と気恥ずかしさに、
芽依は佑陽の背中をぎゅっと抱きしめる。


​(かわいすぎだろ···)

佑陽はぐっと自分の理性を押さえ込み、
「芽依? 大丈夫か···?」




「···うん」
顔だけでなく、耳も首も、熱くなる芽依は、
恥ずかしさのあまり布団にすっぽりと潜り込んでしまった。



​心臓の音がうるさくて、
頭がどうにかなりそうだったが、
佑陽に抱きしめられている安心感に
芽依はいつの間にか、すうすうと小さな寝息を立てて眠りに落ちていった。