秘密な恋愛

芽依のママが立ち去った後。


(芽依··なんでだよ···)

‘’クリスマス会えない‘’

泣きそうな声で呟き

どこか様子のおかしかった芽依。


‘’もしかして、嫌われた?”

その言葉が一瞬、頭を過ぎってしまう。


その時
ハルのスマホが鳴る。

『ハル、そろそろ休憩終わりだぞ』

「··今戻る」



ハルは
‘’はぁ···”

と深くため息をつき。


(とりあえず。仕事終わらせる。)


早く終わらせて
芽依に会いに行きたい。


(直接、確かめる。それ以外にねぇだろ)

​そう自分に言い聞かせるように
スマホを握りしめると、

撮影現場に向かって走り出した。