翌日。
あれからLINEも既読のまま返って来なかったことが気がかりな芽依。
「おはよ、芽依」
「由奈、おはよ」
「なんか元気ない?」
「ちょっとね。昨日、佑陽くんから電話あったんだけど、気づかなくて折り返しても出なくて。LINE入れたんだけど··既読のままで」
少し困ったように笑う芽依。
(佑陽くんが?珍しい···)
と由奈は思うも
「きっと忙しかったんじゃない?」
「そうだよね笑」
そのまま芽依はあまり気にしないようにした。
お昼休み。
いつものように1組に行くが、佑陽の姿はなく。
「あっ、翔多くん。佑陽くんは? 」
「あいつなら保健室だけど。··なぁ芽依ちゃん、佑陽となんかあった?」
「えっ?」
翔多の言葉が理解できない芽依。
「いや、何もねぇならいいけど··。俺の気のせいか」
とぽつりと呟く。
朝からどこか機嫌が悪かった佑陽が
気になっていた翔多。
「保健室だね。ありがとうっ」
芽依はお弁当を持って保健室へと向かった。
保健室に入ると、先生は留守のようで。
芽依は閉まってあるカーテンをそっと開けると
佑陽が寝ており··
「··佑陽くん?」
芽依の声に そっと佑陽は目を開け
「··何?」
どこか冷たい声。
(あれ?なんか怒ってる?)
芽依は昨日の事を思い出し
「あっ。昨日ごめんね?電話···」
「いいって。」
短い言葉。
「佑陽くん··怒ってるの?」
芽依の言葉に ドクっとなる佑陽
(ダメだ。今の俺···ちゃんと話せねぇかも)
「···怒ってねぇよ」
そういい、佑陽は身体を起こす。
「··嘘。怒ってる。··電話出なかったの怒ってるの?」
(そんな訳ねぇだろ···)
グッと拳に力が入り
「そんなんじゃねぇよ」
「じゃあどうして··」
ベッドから降りた佑陽は
ふと芽依へと視線を向け
「昨日。拓海といるの見た」
「えっ··?」
そう話す佑陽はどこか、切ない表情だった。
「居ただろ、ゲーセンの所」
その言葉を聞いて芽依は
「あれは··帰り道に偶然会って。たまたまだよ?」
言い訳みたいになる自分の声に、 少し焦る芽依。
そんな芽依をみて佑陽は 小さく息を吐き
「別に責めてねぇよ」
ふと視線を逸らし。
「··彼氏じゃねぇしな、俺。」
その一言に ズキッとなる芽依。
「佑陽くん···」
「芽依が、あいつといたいなら。会いたいならそうすればいいんじゃねぇの。今の俺に、止める権利なんてねぇし··」
そう話す佑陽は ギュと胸が締め付ける。
(何言ってんだ俺···)
“あいつに会うな”
本当はそれを伝えたかった佑陽だが、
嫉妬からか真逆の事を口走ってしまう。
あれからLINEも既読のまま返って来なかったことが気がかりな芽依。
「おはよ、芽依」
「由奈、おはよ」
「なんか元気ない?」
「ちょっとね。昨日、佑陽くんから電話あったんだけど、気づかなくて折り返しても出なくて。LINE入れたんだけど··既読のままで」
少し困ったように笑う芽依。
(佑陽くんが?珍しい···)
と由奈は思うも
「きっと忙しかったんじゃない?」
「そうだよね笑」
そのまま芽依はあまり気にしないようにした。
お昼休み。
いつものように1組に行くが、佑陽の姿はなく。
「あっ、翔多くん。佑陽くんは? 」
「あいつなら保健室だけど。··なぁ芽依ちゃん、佑陽となんかあった?」
「えっ?」
翔多の言葉が理解できない芽依。
「いや、何もねぇならいいけど··。俺の気のせいか」
とぽつりと呟く。
朝からどこか機嫌が悪かった佑陽が
気になっていた翔多。
「保健室だね。ありがとうっ」
芽依はお弁当を持って保健室へと向かった。
保健室に入ると、先生は留守のようで。
芽依は閉まってあるカーテンをそっと開けると
佑陽が寝ており··
「··佑陽くん?」
芽依の声に そっと佑陽は目を開け
「··何?」
どこか冷たい声。
(あれ?なんか怒ってる?)
芽依は昨日の事を思い出し
「あっ。昨日ごめんね?電話···」
「いいって。」
短い言葉。
「佑陽くん··怒ってるの?」
芽依の言葉に ドクっとなる佑陽
(ダメだ。今の俺···ちゃんと話せねぇかも)
「···怒ってねぇよ」
そういい、佑陽は身体を起こす。
「··嘘。怒ってる。··電話出なかったの怒ってるの?」
(そんな訳ねぇだろ···)
グッと拳に力が入り
「そんなんじゃねぇよ」
「じゃあどうして··」
ベッドから降りた佑陽は
ふと芽依へと視線を向け
「昨日。拓海といるの見た」
「えっ··?」
そう話す佑陽はどこか、切ない表情だった。
「居ただろ、ゲーセンの所」
その言葉を聞いて芽依は
「あれは··帰り道に偶然会って。たまたまだよ?」
言い訳みたいになる自分の声に、 少し焦る芽依。
そんな芽依をみて佑陽は 小さく息を吐き
「別に責めてねぇよ」
ふと視線を逸らし。
「··彼氏じゃねぇしな、俺。」
その一言に ズキッとなる芽依。
「佑陽くん···」
「芽依が、あいつといたいなら。会いたいならそうすればいいんじゃねぇの。今の俺に、止める権利なんてねぇし··」
そう話す佑陽は ギュと胸が締め付ける。
(何言ってんだ俺···)
“あいつに会うな”
本当はそれを伝えたかった佑陽だが、
嫉妬からか真逆の事を口走ってしまう。



