「そういえばさ、あの山ほどのチョコへのお返しってどうするの?」
夕方、自転車を押す藤也の隣を歩きながら、聞いてみた。
あれだけの量を返すの、大変そう。
「家で頼むやつ、分けてもらう」
「どゆこと?」
聞いたら、お店で使うプチギフトをまとめて買うから、藤也のお返しも一緒に買ってもらうらしい。
お小遣い天引きで。
「なるほど」
「あ、メイサへのお返しはちゃんと俺が自分で用意するからな?」
「そうなんだ。楽しみにしてる」
「任せとけ」
「でも、それはそれとして業務用お返しも気になる」
「なんでだよ」
藤也はくすっと笑って私を覗きこんだ。
「まー、でも、そだね。お前の分ももらっておくよ。友チョコももらったし」
「ほんとだよ。一人で三人分食べたでしょ!」
お腹空いたとか言って、カバンに残ってた友チョコは藤也が全部食べちゃった。
私のオヤツにしようと思ったのに!
「その分、ホワイトデー楽しみにしといてくれよ。もう70日だし、俺が言ったらちゃんとやる男なの、分かってんだろ?」
「……うん。知ってる」
嬉しそうな藤也に少しだけもたれかかる。
私もずいぶん素直に甘えるようになった。
夕方、自転車を押す藤也の隣を歩きながら、聞いてみた。
あれだけの量を返すの、大変そう。
「家で頼むやつ、分けてもらう」
「どゆこと?」
聞いたら、お店で使うプチギフトをまとめて買うから、藤也のお返しも一緒に買ってもらうらしい。
お小遣い天引きで。
「なるほど」
「あ、メイサへのお返しはちゃんと俺が自分で用意するからな?」
「そうなんだ。楽しみにしてる」
「任せとけ」
「でも、それはそれとして業務用お返しも気になる」
「なんでだよ」
藤也はくすっと笑って私を覗きこんだ。
「まー、でも、そだね。お前の分ももらっておくよ。友チョコももらったし」
「ほんとだよ。一人で三人分食べたでしょ!」
お腹空いたとか言って、カバンに残ってた友チョコは藤也が全部食べちゃった。
私のオヤツにしようと思ったのに!
「その分、ホワイトデー楽しみにしといてくれよ。もう70日だし、俺が言ったらちゃんとやる男なの、分かってんだろ?」
「……うん。知ってる」
嬉しそうな藤也に少しだけもたれかかる。
私もずいぶん素直に甘えるようになった。



