朝起きたら、道が凍っていた。
昨日の夜に雨が降ってたのは知ってたけど。
「うわ、ヤバ」
校門の前が思いっきり凍ってる。
朝練に来た生徒たちがおそるおそる通っているので、私も一歩を踏み出そうとして、ひっくり返った。
「あ、わっ……え?」
ひっくり返ったと思ったのに、痛くない。
「あっぶねえな」
「藤也! ごめん」
焦った顔の藤也が転びかけた私の体を支えてくれていた。
腕に掴まって、ゆっくり起き上がる。
「ったく、危ねえから掴まっとけよ」
「ありがと」
藤也の腕に掴まってゆっくり歩く。
少しでもフラつくと支えてくれるのが、ちょっと嬉しい。
そのまま部室棟まで連れて行ってくれた。
「ありがと、藤也」
「65日経っても、メイサちゃんは危なっかしいな」
「また転ぶから、朝練のあと、昇降口まで連れて行ってよ」
「あ、ついに甘えるようになった? いいと思う。中庭にいるから、そこまでは転ばずに来いよ」
「わかった!」
部活に向かう藤也に手を振る。
なんでかなあ。
藤也はそっちのほうが喜ぶから、つい頼みたくなっちゃうんだよねえ。
昨日の夜に雨が降ってたのは知ってたけど。
「うわ、ヤバ」
校門の前が思いっきり凍ってる。
朝練に来た生徒たちがおそるおそる通っているので、私も一歩を踏み出そうとして、ひっくり返った。
「あ、わっ……え?」
ひっくり返ったと思ったのに、痛くない。
「あっぶねえな」
「藤也! ごめん」
焦った顔の藤也が転びかけた私の体を支えてくれていた。
腕に掴まって、ゆっくり起き上がる。
「ったく、危ねえから掴まっとけよ」
「ありがと」
藤也の腕に掴まってゆっくり歩く。
少しでもフラつくと支えてくれるのが、ちょっと嬉しい。
そのまま部室棟まで連れて行ってくれた。
「ありがと、藤也」
「65日経っても、メイサちゃんは危なっかしいな」
「また転ぶから、朝練のあと、昇降口まで連れて行ってよ」
「あ、ついに甘えるようになった? いいと思う。中庭にいるから、そこまでは転ばずに来いよ」
「わかった!」
部活に向かう藤也に手を振る。
なんでかなあ。
藤也はそっちのほうが喜ぶから、つい頼みたくなっちゃうんだよねえ。



