外は大雪だった。
今日は朝から降ってたから、私もばっちり傘を持っている。
ホームルームが終わると同時にスマホを出して、藤也を呼び出す。
「そっちも部活ないでしょ? 一緒に帰ろう」
『はいはい、昇降口な』
藤也と合流して、昇降口を出た途端、足を滑らせてひっくり返った。
「痛い……」
「馬鹿だなー」
藤也の手を借りて起きる。
うう、スカートどころか中のショーパンまで濡れた。
「スカートがべちゃべちゃで寒い」
「暖めようか?」
藤也が笑いながら腕を広げた。
「やめて、それめっちゃ温かくて、出られなくなるやつだから」
「ずっと入ってていいけど」
「帰れなくなるでしょうが。でも、また転んだら嫌だから腕掴まらせて」
「今日で57日だけど、手じゃないんだ?」
「手だと藤也ごと転ぶと思う」
「足元ぷるぷるじゃねえか」
呆れた藤也と並んで……ほとんどくっついて歩く。
中途半端に積もった雪がべちゃべちゃだし、濡れたお尻が痛くて寒い。
でもそれはさすがに言えなくて、黙って歩いた。
「歩きにくい。助けて」
「これ以上、どう助けろってんだよ。こんなに積もってたら車も呼べねえ」
それはそう。
「藤也くん」
「そんな顔してもどうしようもねえだろ!」
「今何点だった?」
「3点」
「あはは」
「帰るぞ、馬鹿犬」
そう言いながらも、私が転ばないように支えてくれる藤也は、ほんと、いい飼い主だと思う。
今日は朝から降ってたから、私もばっちり傘を持っている。
ホームルームが終わると同時にスマホを出して、藤也を呼び出す。
「そっちも部活ないでしょ? 一緒に帰ろう」
『はいはい、昇降口な』
藤也と合流して、昇降口を出た途端、足を滑らせてひっくり返った。
「痛い……」
「馬鹿だなー」
藤也の手を借りて起きる。
うう、スカートどころか中のショーパンまで濡れた。
「スカートがべちゃべちゃで寒い」
「暖めようか?」
藤也が笑いながら腕を広げた。
「やめて、それめっちゃ温かくて、出られなくなるやつだから」
「ずっと入ってていいけど」
「帰れなくなるでしょうが。でも、また転んだら嫌だから腕掴まらせて」
「今日で57日だけど、手じゃないんだ?」
「手だと藤也ごと転ぶと思う」
「足元ぷるぷるじゃねえか」
呆れた藤也と並んで……ほとんどくっついて歩く。
中途半端に積もった雪がべちゃべちゃだし、濡れたお尻が痛くて寒い。
でもそれはさすがに言えなくて、黙って歩いた。
「歩きにくい。助けて」
「これ以上、どう助けろってんだよ。こんなに積もってたら車も呼べねえ」
それはそう。
「藤也くん」
「そんな顔してもどうしようもねえだろ!」
「今何点だった?」
「3点」
「あはは」
「帰るぞ、馬鹿犬」
そう言いながらも、私が転ばないように支えてくれる藤也は、ほんと、いい飼い主だと思う。



