昼休み、図書室に行ったらカウンターに須藤がいた。
……めっちゃ女の子に囲まれてる!
1年生の女の子たちが須藤にあれこれ話しかけていて、須藤も楽しそうに返事をしている。
なんていうか、私にもその半分でいいから優しくしてくれればいいのに。
モヤッとしつつ、ストレッチやマッサージの参考になりそうな本を選ぶ。
ていうか、あそこに貸出お願いしに行くの嫌だな。
他に図書委員は……あ、いた。カウンターの奥にもう一人男の子がいる。
女の子たちを避けて、カウンターの端から覗き込む。
「すみませーん、貸出お願いしまーす」
奥の男の子が気づいてくれて、腰を浮かせた瞬間、
「お待たせしました」
って、横から本が取り上げられた。
「俺がここにいるだろうが」
「邪魔しちゃ悪いでしょ」
女の子たちの視線から目を逸らす。
あんなに囲まれてる須藤に声かけるの嫌だよ、怖いもん。
「これだから駄犬は。スマホ鳴らすとかなんとかあるだろ」
「ええ。なんで罵倒されてんの」
本が返される。
受け取ったのに、なぜか須藤は離さない。
「俺、28日目に先輩に無視されて傷ついたなー」
「ごめんて」
「次から気をつけろよ、ほんと」
「あんた、意外と甘えただよね」
「あ、気づいた?」
ニヤッと笑う須藤が、やっと本から手を離した。
でも、本を受け取った腕が掴まれて、須藤の顔が耳元に寄せられる。
「先輩にだけだよ」
「はっ!?」
「って言うと、恋愛強者っぽい」
須藤は私から離れて綺麗な顔で笑っている。
何なのよ!?
「それ、ほんと?」
「さー、どうだろうな?」
余裕ぽい笑顔で、須藤は女の子たちの方に戻って行ってしまった。
マジで、なんなの。
……めっちゃ女の子に囲まれてる!
1年生の女の子たちが須藤にあれこれ話しかけていて、須藤も楽しそうに返事をしている。
なんていうか、私にもその半分でいいから優しくしてくれればいいのに。
モヤッとしつつ、ストレッチやマッサージの参考になりそうな本を選ぶ。
ていうか、あそこに貸出お願いしに行くの嫌だな。
他に図書委員は……あ、いた。カウンターの奥にもう一人男の子がいる。
女の子たちを避けて、カウンターの端から覗き込む。
「すみませーん、貸出お願いしまーす」
奥の男の子が気づいてくれて、腰を浮かせた瞬間、
「お待たせしました」
って、横から本が取り上げられた。
「俺がここにいるだろうが」
「邪魔しちゃ悪いでしょ」
女の子たちの視線から目を逸らす。
あんなに囲まれてる須藤に声かけるの嫌だよ、怖いもん。
「これだから駄犬は。スマホ鳴らすとかなんとかあるだろ」
「ええ。なんで罵倒されてんの」
本が返される。
受け取ったのに、なぜか須藤は離さない。
「俺、28日目に先輩に無視されて傷ついたなー」
「ごめんて」
「次から気をつけろよ、ほんと」
「あんた、意外と甘えただよね」
「あ、気づいた?」
ニヤッと笑う須藤が、やっと本から手を離した。
でも、本を受け取った腕が掴まれて、須藤の顔が耳元に寄せられる。
「先輩にだけだよ」
「はっ!?」
「って言うと、恋愛強者っぽい」
須藤は私から離れて綺麗な顔で笑っている。
何なのよ!?
「それ、ほんと?」
「さー、どうだろうな?」
余裕ぽい笑顔で、須藤は女の子たちの方に戻って行ってしまった。
マジで、なんなの。



