サッカー部の練習と片付けを終わらせて、部室の鍵を返した。
「お、来た来た」
昇降口を出たところで、自転車にもたれかかった須藤がヒラヒラと手を振った。
「待ってたわけ?」
「今日で18日。そんなんだから負け犬なんだろうが。かわいく、嬉しそうな顔しろよ」
「んー。おまたせ、須藤くん」
「35点」
「なっ、なんでよ!?」
「あはは、ほら、帰るぞ」
須藤は笑いながら歩き出した。
私も慌てて追いかける。
「園芸部って冬休みも部活あるんだね」
「水やりしないと枯れるだろ。サッカー部は負けたのに熱心だなー」
「負けたから、余計にね。練習試合もあるしさ」
「ふうん、練習試合って……」
須藤が言いかけたところで、隣に車が止まった。
なに?
「藤也、帰りなら送ろうか?」
車から顔を出したのは、イケオジだった。
うっわ……すごい。
うちのお父さんと同じくらいの年のはずなのに、めっちゃスッキリした顔のイケオジ。
顔は須藤そっくりで、丸い眼鏡の奥の目が柔らかく細められてた。
なのに須藤はめっちゃ嫌そうな顔でイケオジを睨んでる。
「いらねえよ」
「彼女さん?」
「違え、つーかそう思うなら声かけんな、クソ親父」
「あはは、お前はほんとに瑞希そっくりだね。ごめんね、彼女さん。お邪魔して」
イケオジはニコッと私に微笑みかけて、車を走らせていった。
「あの、今のはお父さん……?」
「悪いな、クソ親父が」
「ううん、すっごいイケオジでびっくりした」
「あんたも、そう思うんだ」
「須藤?」
「いや、なんでもない」
須藤はずっと無表情で、駅まで送ってくれた。
仲悪いのかなあ。
「お、来た来た」
昇降口を出たところで、自転車にもたれかかった須藤がヒラヒラと手を振った。
「待ってたわけ?」
「今日で18日。そんなんだから負け犬なんだろうが。かわいく、嬉しそうな顔しろよ」
「んー。おまたせ、須藤くん」
「35点」
「なっ、なんでよ!?」
「あはは、ほら、帰るぞ」
須藤は笑いながら歩き出した。
私も慌てて追いかける。
「園芸部って冬休みも部活あるんだね」
「水やりしないと枯れるだろ。サッカー部は負けたのに熱心だなー」
「負けたから、余計にね。練習試合もあるしさ」
「ふうん、練習試合って……」
須藤が言いかけたところで、隣に車が止まった。
なに?
「藤也、帰りなら送ろうか?」
車から顔を出したのは、イケオジだった。
うっわ……すごい。
うちのお父さんと同じくらいの年のはずなのに、めっちゃスッキリした顔のイケオジ。
顔は須藤そっくりで、丸い眼鏡の奥の目が柔らかく細められてた。
なのに須藤はめっちゃ嫌そうな顔でイケオジを睨んでる。
「いらねえよ」
「彼女さん?」
「違え、つーかそう思うなら声かけんな、クソ親父」
「あはは、お前はほんとに瑞希そっくりだね。ごめんね、彼女さん。お邪魔して」
イケオジはニコッと私に微笑みかけて、車を走らせていった。
「あの、今のはお父さん……?」
「悪いな、クソ親父が」
「ううん、すっごいイケオジでびっくりした」
「あんたも、そう思うんだ」
「須藤?」
「いや、なんでもない」
須藤はずっと無表情で、駅まで送ってくれた。
仲悪いのかなあ。



