今日で2学期もおしまい!
終業式のあと、サッカー部の部室に行こうとしたら須藤に捕まった。
「今日で17日。冬休みの宿題が出てるだろうが。ちゃんとやれ」
「まだ冬休みになったばっかじゃん」
須藤は無視して、そのまま私を図書室に連れて行いった。
カウンター席に並んで座らされて、宿題を全部机に広げさせられる。
「いいか、ギリギリにまとめてやろうとするな」
「うっ、なんでそれを」
「分かりやす過ぎるだろ」
なんで私は1年生に宿題の計画立ててもらってるのよ。
チラッと見た須藤の横顔は、思ったより綺麗だった。
目は切れ長で鋭くて、よく見るとまつ毛が長い。
鼻がすっきりと高くて、唇は薄い。
口、大きいんだ。
「おい」
「うわ、なに?」
綺麗な顔が、いきなりこっちを見た。
眉間にシワが寄ってるのはいつもどおりだ。
「聞いてなかっただろ」
「うん」
「見惚れるのも大概にしとけよ。国語と数学の問題集は毎日やれ」
「う、うん」
「それから」
言い終えると、須藤は呆れた顔でまた私を見た。
「なに、そんなに俺の顔好き?」
「んー、綺麗な顔してるよね。モテるのはわかるよ」
「なんだよ、それ」
須藤は苦笑して私の頭を撫でた。
窓から差す冬の穏やかな陽射しが、机に置かれた須藤の大きくてかさついた手を照らしている。
……ちょっとドキドキしたりなんて、してない。
終業式のあと、サッカー部の部室に行こうとしたら須藤に捕まった。
「今日で17日。冬休みの宿題が出てるだろうが。ちゃんとやれ」
「まだ冬休みになったばっかじゃん」
須藤は無視して、そのまま私を図書室に連れて行いった。
カウンター席に並んで座らされて、宿題を全部机に広げさせられる。
「いいか、ギリギリにまとめてやろうとするな」
「うっ、なんでそれを」
「分かりやす過ぎるだろ」
なんで私は1年生に宿題の計画立ててもらってるのよ。
チラッと見た須藤の横顔は、思ったより綺麗だった。
目は切れ長で鋭くて、よく見るとまつ毛が長い。
鼻がすっきりと高くて、唇は薄い。
口、大きいんだ。
「おい」
「うわ、なに?」
綺麗な顔が、いきなりこっちを見た。
眉間にシワが寄ってるのはいつもどおりだ。
「聞いてなかっただろ」
「うん」
「見惚れるのも大概にしとけよ。国語と数学の問題集は毎日やれ」
「う、うん」
「それから」
言い終えると、須藤は呆れた顔でまた私を見た。
「なに、そんなに俺の顔好き?」
「んー、綺麗な顔してるよね。モテるのはわかるよ」
「なんだよ、それ」
須藤は苦笑して私の頭を撫でた。
窓から差す冬の穏やかな陽射しが、机に置かれた須藤の大きくてかさついた手を照らしている。
……ちょっとドキドキしたりなんて、してない。



