俺、川瀬匠海の大学入って最初の夏休みは、なんつーか、めちゃくちゃに忙しかった。
バイトと宿題に忙殺されていたからだ。
くっそ、誰だよ、大学生が暇とか言ったやつ!
高校から続けていた中華屋のバイトと、大学で募集してたレストランの下ごしらえのバイトを、「まあいけるっしょ」なんて気軽に掛け持ちしたら、見事に倒れそうな日々になった。
それに加えて、宿題も山ほど出た。
必修の基礎教養系はもちろん、栄養とか調理や食事の歴史とかの調べ物やレポートもある。いつやるんだよ、それ。
家事を美海と詩音ちゃんが分担してくれてるおかげで生活できてるけど、そうじゃなかったら確実に破綻してた。
親も相変わらず仕事とじいさんばあさんの介護やら見舞いやらで忙しいから、家のことは隣家の夜と夜の母親が手を貸してくれていた。
夜は小生意気なガキんちょだけど、美海を大事にしているのは知ってるし、夜の母親にも昔から世話になっていて、どうにもあの一家には頭が上がらない。
バイトと宿題に忙殺されていたからだ。
くっそ、誰だよ、大学生が暇とか言ったやつ!
高校から続けていた中華屋のバイトと、大学で募集してたレストランの下ごしらえのバイトを、「まあいけるっしょ」なんて気軽に掛け持ちしたら、見事に倒れそうな日々になった。
それに加えて、宿題も山ほど出た。
必修の基礎教養系はもちろん、栄養とか調理や食事の歴史とかの調べ物やレポートもある。いつやるんだよ、それ。
家事を美海と詩音ちゃんが分担してくれてるおかげで生活できてるけど、そうじゃなかったら確実に破綻してた。
親も相変わらず仕事とじいさんばあさんの介護やら見舞いやらで忙しいから、家のことは隣家の夜と夜の母親が手を貸してくれていた。
夜は小生意気なガキんちょだけど、美海を大事にしているのは知ってるし、夜の母親にも昔から世話になっていて、どうにもあの一家には頭が上がらない。



