仕方がないので、学園を乗っ取ろうと思います!

 そして、分かったこと。


 如月君は冷たそうに見えるけど、実はめっちゃ優しい。



「ほんっとに、酷くないですか? この学園。 パワハラえぐいし、優遇制度やばいし。
私みたいな凡人を拒絶してるんじゃないかって思うんですよね」


「どんだけストレス溜まってんの」


「ものすっごくです」



 如月君に愚痴りながら、重いプリントを「よいしょ」っと資料室の机の上に置いた。


 とりあえず、これでいいっしょ!



「それ、俺に言っていいの?」


「へ?」



 如月君の声に振り向くと、如月君は口元を押さえ、今にも笑い出しそうな雰囲気で言った。



「気づいてなかったんだ……。俺、理事長の息子だよ?」


「は? はあーーーーーー!?」