仕方がないので、学園を乗っ取ろうと思います!

「……あっそ。 ……何? この荷物」


「武蔵(パワハラ)先生に頼まれたものであります」


「へー」



 ぶっきらぼうに言って、散らばったプリントと私を交互に見るイケメン。



「……多くね?」


「ですよねー!」



 だよね? 


 誰から見てもそうだよね?


 か弱い女子高校生に頼む量じゃないよね?


 イケメンは、百面相している私の顔を面倒くさそうに見つめ、黙って立ち上がった。


 このまま立ち去る感じ?


 あ、冷たいのがかっこいいとか思って……。
 


「……手伝う」


「ありがとうございま~す!」