仕方がないので、学園を乗っ取ろうと思います!

 で、でも、最近(・・)話してる人でしょ?


 今、思いついた人たちは、結構前からよく話してるし……。


 ん? そういえば、最近……「紅葉のタイプだろうなー」って人、いた気が……。



「如月千颯!?」


「しー……! 大きい声で言わないで……! お母さんに聞こえちゃう……!」


「あ! ごめん……!」




 その名を呼ぶと、紅葉の顔がさらに真っ赤になった。


 え、本当に? 如月君?


 好きなの? 如月君のことが?


 「キャー!!」と叫ぼうとした瞬間、紅葉が私の口にクッキーを押し込んだ。


 あ、チョコチップだ。 しかも美味しい……。



「紅葉の手作りクッキー食べれるのは、もし、如月君と付き合っても私だけだよね!」


「え、つき、付き合……! ど、どうだろう……」