仕方がないので、学園を乗っ取ろうと思います!

「でも、どうにもなんないですよね~。 この状況」


「いや、それはどうかな」



 なぬ?


 まさか、如月君、何か考えが……。



「乙女矢さんが、学園のトップになればいいんじゃない? 鳳の現状を知ってる乙女矢さんなら、変えられるんじゃ……」


「確かに! その通りですね!」



 私の反応に、如月君は目をパチクリ。


 「え、本気?」って顔をしてくる。



「だって、如月君が提案してくれましたよね! 今の今まで何のやる気も出なかったですけど、おかげで野望が持てました!
この乙女矢鈴香。 野望を達成するまで、何が何でも諦めません!」


「……それはよかった」



 私は拳を固く握り、宣言をした。