「ほう――そういえば人間以外を我を愛でる下僕にしていなかったな……おもしろい」
職員室で早く用事を済ませて我らも参戦しようではないか? と言われた。
え――?
何 日直が終わっても成雄サマと一緒に居ていいってこと?
「下僕24号よ、日誌と鍵だ」
「まあ、鳴チャソ。ご苦労……サ・マ♡」
この気持ち悪い裏声を出しているのは、美柑と成雄サマのクラス……1-Dの担任、ヤクザみたいな顔の先生。
普段ニコニコしている心の性別が乙女だが、一度怒り出すと、誰よりも男らしくなって怖い。
「それじゃいつものお願いできるかしら?」
「ふむ、よかろう――ハッ⁉ ――ハッ⁉」
鳴雄サマの謎の祈りパターンB「体操選手が10点満点で着地したときのポーズ」――その名の通り、胸を反らせて誇り高くビシッと腕を広げる動作をなぜか2回繰り返した。



