恋愛(学園)
完
田中樹子/著

- 作品番号
- 1766924
- 最終更新
- 2025/11/26
- 総文字数
- 5,295
- ページ数
- 1ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 22
- いいね数
- 1
ある日、親友は言った。
「憧れている人がちょっと普通じゃないの」
団子……もとい親友のためにナルシスト男子・我壱鳴雄を尾行を始めた雛子とその親友美柑。
ちょっと普通じゃない、とな?
わかる。わかるよ~雛子。
誰だって、憧れている人を特別視するもんさ。
そう高をくくっていたが……。
天性のナルシストである鳴雄は、店先で謎の「祈り」を捧げるたび売り上げを爆上げし、小学生にはポーズで笑いを取り、公園ではハトに埋もれながらキメ顔を決める超常的な存在だった。
極めつけは本屋で買った
『宇宙人が地球に潜む方法(実践編)』──
転んだ雛子をお姫様抱っこし、当然のように“下僕(ペット)”認定する鳴雄。
今日もまた信者(キュン民)が増殖中。
……鳴雄、アレはたぶん人間じゃない。
「憧れている人がちょっと普通じゃないの」
団子……もとい親友のためにナルシスト男子・我壱鳴雄を尾行を始めた雛子とその親友美柑。
ちょっと普通じゃない、とな?
わかる。わかるよ~雛子。
誰だって、憧れている人を特別視するもんさ。
そう高をくくっていたが……。
天性のナルシストである鳴雄は、店先で謎の「祈り」を捧げるたび売り上げを爆上げし、小学生にはポーズで笑いを取り、公園ではハトに埋もれながらキメ顔を決める超常的な存在だった。
極めつけは本屋で買った
『宇宙人が地球に潜む方法(実践編)』──
転んだ雛子をお姫様抱っこし、当然のように“下僕(ペット)”認定する鳴雄。
今日もまた信者(キュン民)が増殖中。
……鳴雄、アレはたぶん人間じゃない。
- あらすじ
- 放課後、雛子と美柑は、謎の多い同級生・我壱鳴雄を追って商店街へ向かう。
彼は店先で「祈り」を捧げ、なぜかその直後に客が集まり売り上げが伸びていく。
彼が本屋で選んだのは『宇宙人が地球に潜む方法(実践編)』
さらに、公園では鳩に囲まれ、まるで周囲の生き物に自然と懐かれているかのよう。
彼はいったい何者なのか。
ただのナルシストでは済まされない、妙な引力が確かにあった。
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