ナルシストと恋は de キュン!






 そして当日の早朝7時(▪▪▪▪)

 ――ん?
 誰だこの番号。
 登録されてないな。

 ってか早朝過ぎじゃない。
 海外の怪しい番号系か?

 伝言が入っていたので、一応聞いてみる。

「下僕288号よ、ただちに商店街に来られたし!」

 おいおい誰だよ。
 鳴雄(アイツ)に私の直電教えたの?

 まあ、心当たりは我が親友しかいないわけだが、普通、美柑から電話が来るもんじゃないの?

 おや。
 夜中にミュート通知でLIMEが入ってる。

(雛子、ゴメンね。お姉ちゃんが風邪引いちゃって、看病で今日行けなくなっちゃった)

 ふむふむ。
 それはしょうがない。
 だが、その続きが非常に気になるというか、引っかかる。

(ゴメンね。朝から鳴雄サマの手伝いをお願い)

 なんで私が?

 百歩譲っても親友と二人で手伝いならわかるが、なぜ私一人?

 ブツブツと文句を言いながら、支度を始める親友思いな優しい雛子(わたし)

 べっ、別にアイツの為に行くわけじゃないからね! あくまで親友の頼みでなんだから……。

 いかん、情緒がおかしい。
 なに一人で面倒くさそうなヒロインぶっているのやら……。
 私はそんなんじゃないだろ!

 ――さて、着替えたし、行くか。