「それって、告白されるってこと?」
「告白とは何かわからぬが、手紙には是非我を愛でたいと書かれていたのでな」
これは確定、か?
どこの泥棒猫だ。
美柑を差し置いて、鳴雄を深夜に呼びつけるとは。
それにしてもアイツ、結構嬉しそうだぞ?
これは、今後の美柑の心のケアまで考えてないといけないケースかもしれん。
「だって……どうしたの美柑ちゃん?」
声がデカいから後ろの私たちの方まで聞こえてきたのにわざわざ報告しにきた周東。
うん、こいつは危険だ。
美柑を全力で守らねば!
「ごめんなさい。ちょっと女子だけで話したいことがあって」
「えっ、悩み事? 俺で良かったら相談に乗るよ?」
美柑の前の席にドカッと座る周東。
普通、こういう話をしたら、席を外すのがマナーってもんだと思うんだけど。
こいつ……。
絶対わざとやっているに違いない。
私、雛子の心の中で、「美柑の彼氏チェックリスト」をぐしゃぐしゃに破って、新たに「ぶっ●リスト」の中にこの男のことをメモしはじめた。



