ナルシストと恋は de キュン!





 それよりチラシ?

 1枚受け取って読んでみると、商店街の通り会で協力して、宅配サービスをする試みを始めたらしく、鳴雄サマはチラシ配りのお手伝いをしているとのことだった。

「そろそろ休憩でもするか――下僕(ペット)8号の家は何号室かね?」
「――えっ///」

 指の関節や首をコキコキと鳴らし、憧れの人が美柑を見た。

 なななっ鳴雄サマが私の家に?

 個人的には熱烈歓迎(バーニングウェルカム)だが、問題がひとつ。

 どどっどうしよう。

 自分の部屋は、毎日きれいにしているが、姉の瀬十花がだらしない。
 美柑が学校に行っている間に彼女が休日の場合、たった1日でゴミ屋敷に変わり果てるほどだらしない。

 んん~~~~~。
 んん~~~~~~っ…………。

 ――まいっか。
 私じゃなくお姉ちゃんが、散らかしているんだもん。
 汚部屋(おべや)となっている奥のリビングに行かず、手前の自分の部屋に入ってもらえば、ギリセーフだと考えた。