私と違って美人で、優しくて、恋も勉強も頑張ってて。
そんな人に張り合える自信ない。
私は京の重荷なのかな。
目の前で行われるメール交換。
耐えきれなくなって京を置いて逃げ出した。
近くの空き教室に入って息を整える。
ダメだよ、私。まだ決まったわけじゃない。
でも、もしも、もしも、京が本城さんのこと好きになっちゃったら………。
好きな人の迷惑にはなりたくない。
絶対嫌だ。
京が私と別れたくなったら、私が壊れる前に身を引かなくちゃ。
もしも、もしもだけど。
そう思っても不安は消えなかった。
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