「、、、、なんか、京ってジレンマ好きだよね」
「好きじゃない」
「ジレンマみたいな話するじゃん、よく」
今もだけど。
ジレンマっていうのは、例えば、
『君の作ったこのクッキーがまずかったら僕にくれ』
反対に、
『君の作ったこのケーキが美味しければ、僕にくれないのは友情に欠けるから半分僕に分けるべきだ』
って言われたとする。
選択肢は二つあるけど、答えは一つしかない事。
数学などの計算だって式は違くても答えが同じになるようなものと同じだ。
、、、、京の場合、私に拒否権がないような気がして私はジレンマが嫌いなんだけど。
「よく?言ってないし。そもそももとから決まってたことにいくつかの方法をあげてるんだからむしろありがたいことじゃない?」
うーん、、、、。

