それもおかまいなしに。 溢れた血を拭うようにわざと音をたてて、舐めてくる京。 「そ、それ…っ、やめてっ……よ………んっ、!」 顔を逸らした一瞬の隙をついて。 京が私の首筋に吸い付いた。 ピリッとした痛みが走る。 さ、さっきから痛いのばっか……!! 「あ、ごめん、あとついちゃった」 「絶対、っん、わざとっでしょ……っ!」 キスってこんな甘いものだっけ。 「きもちぃー?」 「ん、っ…う…ん……」 しどろもどろになりながらも応える。 だって応えないと終わんないんだもん……!