恋人は一日中、わたしを甘く溺愛したがる。

「な、情けなくなんてないよっ……わたしも、同じこと思ってたから」

「月が?」

「うん。……凪翔くんと離れると、寂しい」

思わず、きゅっと凪翔くんの服の裾を掴むと、凪翔くんは目を見開き、少し頬を赤く染めた。

「……月」


ぐっと、肩を引き寄せられた。

数秒、唇と唇が触れ合う。