恋人は一日中、わたしを甘く溺愛したがる。

……え?

わたしはパッと凪翔くんを見る。


凪翔くんは、眉を下げて笑っていた。夕日がバックになって、なんだかとても綺麗に見える。

さび、しい……?


「月と、一秒たりとも離れたくない。……寂しいよ、月」


切なそうな、弱々しい声に、胸がきゅんっとしめつけられた。