恋人は一日中、わたしを甘く溺愛したがる。

「いいね、それ。月が、そのイルカを見る度に俺のこと思い出してくれるかもしれないってことでしょ?」

「う、うん……」

「嬉しい」

本当に嬉しそうな笑みに、胸が高鳴った。


わ、わたしこそっ……お揃いに憧れてたから、嬉しい。

わたしは、ぎゅっとイルカのマスコットを抱きしめた。