恋人は一日中、わたしを甘く溺愛したがる。

きゅ、急にっ……。


「ねぇ月。俺たち恋人なんだから、こういうことするのは普通だよ?」

凪翔くんは、不安そうに揺れた瞳でわたしを見る。

背は凪翔くんの方が高いのに、上目遣いで見られてるような感覚におちいってしまった。


「それとも、月の中では、まだ俺は幼なじみの“凪翔兄”なの?」


……え。