「ここは……この道をまっすぐ行くとつく、はず」

「え……ほんとですかっ! ありがとうございます……!」


よかった……!

ぱぁぁぁっと顔を輝かせると、彼は少し面食らった顔をする。

こ、子供っぽいって思われたかなっ……。

まぁとにかく、早く行かないと……! 凪翔くんを待たせちゃう!


「ほ、本当にありがとうございましたっ……! では、わたしはこれで失礼します……!」