怪獣くんはいつまでも


「いいよ。好きなもん食いにいこう」


「うん!」


「ほかには?」


「え?!ほかはね、うーんと」


「どっか遠出したいな。近場じゃいやだ。最低1週間は宿取って凪水の時間たっぷり独り占めして…」


「え、海原くん?」


「食べてるとこはしゃいでるとこ。
あと寝顔とかも全部写真に収めないとな」




これもイジワル?海原くん。


わたしにたずねておいて全然きいてくれないとはなんたることか!


…でも



「ふふん、たくさん連れ回しちゃうから覚悟してよね、海原くん」



なんだか楽しそうなその顔がうれしくて


全部本当になったらもっと笑ってくれるかな…だなんて、まだ見ぬ未来に思いを馳せてしまった。