「……キミってやつは自己中心的だな」 「う、それは…ごめんなさい」 「遺される側の気持ちなんてこれっぽっちも考えていない」 「……」 「俺はさ、凪水からもらう感情なら、なんだって幸せなんだよ」 おもむろにイスから腰を上げた海原くん。 伸びてきた腕に抱き寄せられる。