「今日はこれを持ってきた」 海原くんがポケットから取り出したのは、手のひらサイズの小瓶。 透明なガラスに茶色いコルク。中身は空。 「ええと…それになにか入れるのかな?」 「うん」 うなずいた海原くんがコルクを外した。 なにを入れるのかと観察してみるけど、いつまでたっても動きがなくて