「海原くん、そろそろ面会終了時間よ〜」 看護師さんが病室に入ってきた。 ベッド横で弾丸トークを繰り広げていた海原くんがぴたりと喋るのをやめる。 そしてキリッと表情を作った。 「現れたな白衣の天使。この時間を引き裂こうとするなんて悪魔の所業だ!」 「はいはいなんでもいいからさっさとお帰り」 「チッチッチ、ザンネンながらそれはできませんな。今日という今日は帰らないぞ」 「はぁ〜まったく厄介なボーイフレンドだこと。凪水ちゃんどうにかしてよ。彼、本当にうちの病院に棲みつく気よ?」