狂っているのは、

それは梨沙は小6、千春が小4に進級してから1ヶ月が経った頃。

2人が通っていた学校は小4からクラブ活動ができる。

幼い頃からバドミントンが得意だった千春は、当然バドミントンクラブに。

だが– –バドミントンクラブの部長になったのは、同じくバドミントンが得意な梨沙だった。

運命の歯車が動きだしたのは、それからだった。

千春は梨沙よりもバドミントンの実力が上で、それはだれの目から見ても明らかだったらしい。

梨沙が千春をイジメたのは…とある練習試合が行われた時からだった。

練習試合はダブルスで戦う。

決め方はくじ引きで、梨沙と千春はペアになったのだ。

その2人の相手は、梨沙と同じくらいバドミントンが上手い持っている副部長と、後輩の中で頭1つ抜ける実力を持っている小5の副部長ペア。

全員が接戦になると思って観戦していた。

でも– –