そういうわけで、文化祭の準備だ。
「こんな感じで、平成っぽいビーズアクセと、レジンでメダルとか作ろう」
「難しそうだなあ」
「工作が苦手な人はタブレットでラッピングと値札を作ってほしい」
「準備がすごいな……」
私はアコと他の女子何人かで景品係だ。
副委員長がテキパキと説明してくれて、役割を分担した。
「ビーズアクセ楽しそう」
「そうね、一緒にやろうよ」
「やるやる」
材料もクラスの予算を使って学級委員で買ってきてくれたので、スマホで作り方を調べていくつか作ってみる。
途中で衣装係の子に採寸してもらったり、借りてきた衣装を合わせたりしながら景品を作っていった。
「客引きならバニーの方がいいと思うけど」
「ばにい?」
「こういうの」
「いささか破廉恥ではないだろうか。……似合わないとは言わないが」
ルイとリオンがスマホを覗き込んで頷きあっている。
こういうときばかり仲良くて、なんなのさ。
二人がいがみ合わないのはいいんだけどね。
でもバニーは着ない。セクハラだと思います!
「バニーはセクハラかもだけどさ、ディーラー服にうさ耳はかわいいと思う」
「アコ、なに言ってるの」
「先輩、かわいいって言ってくれるかな」
「その先輩の好みを知らないからなあ……」
「でもカジノって言ったらバニーっていうのも、わからなくはないんだよ」
「えっ」
いつの間にか後にいた副委員長が「わかるよ」と頷いた。
「女子高生がバニー服で客引きするのは何かに引っかかりそうだけど、ディーラー服にうさ耳ならセーフじゃないかな」
なにがセーフなんだ……?
私が首をかしげている間に、副委員長とアコ、それから周りの女子でなにか話がまとまったらしく、副委員長は衣装係の方に走って行ってしまった。
文化祭で、私は何を着せられるんだ……。
「こんな感じで、平成っぽいビーズアクセと、レジンでメダルとか作ろう」
「難しそうだなあ」
「工作が苦手な人はタブレットでラッピングと値札を作ってほしい」
「準備がすごいな……」
私はアコと他の女子何人かで景品係だ。
副委員長がテキパキと説明してくれて、役割を分担した。
「ビーズアクセ楽しそう」
「そうね、一緒にやろうよ」
「やるやる」
材料もクラスの予算を使って学級委員で買ってきてくれたので、スマホで作り方を調べていくつか作ってみる。
途中で衣装係の子に採寸してもらったり、借りてきた衣装を合わせたりしながら景品を作っていった。
「客引きならバニーの方がいいと思うけど」
「ばにい?」
「こういうの」
「いささか破廉恥ではないだろうか。……似合わないとは言わないが」
ルイとリオンがスマホを覗き込んで頷きあっている。
こういうときばかり仲良くて、なんなのさ。
二人がいがみ合わないのはいいんだけどね。
でもバニーは着ない。セクハラだと思います!
「バニーはセクハラかもだけどさ、ディーラー服にうさ耳はかわいいと思う」
「アコ、なに言ってるの」
「先輩、かわいいって言ってくれるかな」
「その先輩の好みを知らないからなあ……」
「でもカジノって言ったらバニーっていうのも、わからなくはないんだよ」
「えっ」
いつの間にか後にいた副委員長が「わかるよ」と頷いた。
「女子高生がバニー服で客引きするのは何かに引っかかりそうだけど、ディーラー服にうさ耳ならセーフじゃないかな」
なにがセーフなんだ……?
私が首をかしげている間に、副委員長とアコ、それから周りの女子でなにか話がまとまったらしく、副委員長は衣装係の方に走って行ってしまった。
文化祭で、私は何を着せられるんだ……。



