閉会式で、各クラスの順位が発表される。
一組は二位。まあ、そんなもんかな。
「おかしいだろうが!!」
遠くから、太い怒鳴り声が聞こえた。
「俺は! 勝ってただろうが!!」
声がするのは三年生の方からだけど、遠くて全然見えない。
「そんなに勝ちたかったのかなあ」
近くにいたユウキが呟く。
「そうかも」
だとしても、ここで怒鳴っても仕方ない気がするけど。
先生たちが怒鳴っている生徒を回収して、閉会式が再開された。
体育委員が閉会宣言をして、校長先生が挨拶をしておしまい。
ぞろぞろと教室に戻る。
教室では先生がさらっと連絡事項だけ伝えて終わり。
運動会のあとは部活もないので、みんなさっさと引き上げていく。
私はユウキとアコと三人で駅前のメックでおやつを食べて帰る。
「ルイとデート行くんだ?」
「まあ、約束だったし。ボウリング行ってくる」
「いいじゃん。リオンに止められなかったの?」
「リオンは疲れてさっさと帰っちゃったからね」
「あー……」
帰りのホームルームのあと、リオンが疲れて一歩も動けないとごねていたところにケントがやってきて連れて帰っていった。
ルイもクラスの友達と打ち上げをすると先に帰っている。
なんだかんだ、勇者も魔王も普通に高校生活を楽しんでいるみたい。
私も食べ終えたら解散して家に帰る。
リリアママが笑顔で出迎えてくれた。
「エミリ、お帰り」
「ただいま。お弁当ありがとう。リオンのお弁当箱も預かってきたから、一緒に食洗機入れちゃうね」
「お願い。体育祭、楽しかった?」
「うん!」
片付けながら今日あったことを話す。
聖女だった頃には考えられないことだ。
ルイと出かける話をすると、ママの瞳が輝く。
「あら、素敵じゃない。デート?」
「そ、そんなんじゃないよ。約束だから」
「いいと思うけどね、ルイくん。リオンくんと選べないなら、両方って手もあると思うけど」
「元々シスターなのに、ちょいちょい肉食だよね、ママ」
「うふふ」
すっごいかわいらしく笑ってるから追求しないけど、時々ママはシスターらしくない。
一組は二位。まあ、そんなもんかな。
「おかしいだろうが!!」
遠くから、太い怒鳴り声が聞こえた。
「俺は! 勝ってただろうが!!」
声がするのは三年生の方からだけど、遠くて全然見えない。
「そんなに勝ちたかったのかなあ」
近くにいたユウキが呟く。
「そうかも」
だとしても、ここで怒鳴っても仕方ない気がするけど。
先生たちが怒鳴っている生徒を回収して、閉会式が再開された。
体育委員が閉会宣言をして、校長先生が挨拶をしておしまい。
ぞろぞろと教室に戻る。
教室では先生がさらっと連絡事項だけ伝えて終わり。
運動会のあとは部活もないので、みんなさっさと引き上げていく。
私はユウキとアコと三人で駅前のメックでおやつを食べて帰る。
「ルイとデート行くんだ?」
「まあ、約束だったし。ボウリング行ってくる」
「いいじゃん。リオンに止められなかったの?」
「リオンは疲れてさっさと帰っちゃったからね」
「あー……」
帰りのホームルームのあと、リオンが疲れて一歩も動けないとごねていたところにケントがやってきて連れて帰っていった。
ルイもクラスの友達と打ち上げをすると先に帰っている。
なんだかんだ、勇者も魔王も普通に高校生活を楽しんでいるみたい。
私も食べ終えたら解散して家に帰る。
リリアママが笑顔で出迎えてくれた。
「エミリ、お帰り」
「ただいま。お弁当ありがとう。リオンのお弁当箱も預かってきたから、一緒に食洗機入れちゃうね」
「お願い。体育祭、楽しかった?」
「うん!」
片付けながら今日あったことを話す。
聖女だった頃には考えられないことだ。
ルイと出かける話をすると、ママの瞳が輝く。
「あら、素敵じゃない。デート?」
「そ、そんなんじゃないよ。約束だから」
「いいと思うけどね、ルイくん。リオンくんと選べないなら、両方って手もあると思うけど」
「元々シスターなのに、ちょいちょい肉食だよね、ママ」
「うふふ」
すっごいかわいらしく笑ってるから追求しないけど、時々ママはシスターらしくない。



