二人でジュエリーショップの中に入る。婚約指輪もシンプルなものから豪華なものまで様々あり、店員も交えて話し合う。
「藍にはどんなデザインが似合うかな」
「やっぱり、こういうダイヤがついたやつが婚約指輪の定番って感じしない?」
神崎がダイヤモンドのついた指輪を自身の指にはめる。華奢で細い藍とは違う、少し太めの指だ。体だって藍の方が立派なものがあるしな。
「お前、指輪あんまり似合わねぇな」
「あたし、アクセサリー自体あんまり興味ないもん。アクセサリー買うくらいならゲームほしいわ」
「神崎。お前、警察学校の頃から変わってないな」
「あんたもね」
まるで教場にいたあの頃みたいで、二人でフハッと笑ってしまう。ジュエリーショップに入る前に感じていた緊張は、もうとっくの昔に消え去っていた。
「仁の彼女さんとの結婚式、絶対招待してよね!披露宴で友人代表としてスピーチしてあげるからさ!式は和装にするの?それとも洋装?」
「結婚式のことは藍と話し合って決める。まずはプロポーズだろ」
「藍にはどんなデザインが似合うかな」
「やっぱり、こういうダイヤがついたやつが婚約指輪の定番って感じしない?」
神崎がダイヤモンドのついた指輪を自身の指にはめる。華奢で細い藍とは違う、少し太めの指だ。体だって藍の方が立派なものがあるしな。
「お前、指輪あんまり似合わねぇな」
「あたし、アクセサリー自体あんまり興味ないもん。アクセサリー買うくらいならゲームほしいわ」
「神崎。お前、警察学校の頃から変わってないな」
「あんたもね」
まるで教場にいたあの頃みたいで、二人でフハッと笑ってしまう。ジュエリーショップに入る前に感じていた緊張は、もうとっくの昔に消え去っていた。
「仁の彼女さんとの結婚式、絶対招待してよね!披露宴で友人代表としてスピーチしてあげるからさ!式は和装にするの?それとも洋装?」
「結婚式のことは藍と話し合って決める。まずはプロポーズだろ」


