旧校舎のあの子

孤独を紛らわせるために一生懸命勉強していたのかもしれません。
寂しい寂しい寂しい寂しい……。
すすり泣きの声が部屋中にこだまします。
私もアリサちゃんも愛からず動けないままで、逃げることができません。
ミツエちゃんの心の叫びは徐々に大きくなり、最後には慟哭のようになっていました。

耳を塞ぐこともできず、ただ悲痛な声を聞くことしかできない。
こんなに寂しがっているミツエちゃんの魂を救うことなんて、本当にできるのか自信もなくなってきました。
寂しいよぉ!!

ミツエちゃんの声が一際大きくなったときです。
「もうそろそろいいかしら?」
そんな声が聞こえてきて部屋のドアが開かれました。