旧校舎のあの子

ミツエちゃんたちのお母さんですが、さっき見たときよりも若く見えます。
よく確認してみると、ミツエちゃんも小学生くらいに見えました。

女性はお盆を床に置くとコップに麦茶を注ぎ始めました。
そのときです。
ひとつのコップに麦茶を入れる前に、エプロンのポケットからなにかを取り出したのです。
みんなはテレビを見ていてそれに気が付きません。

女性はコップの中に白い粉を入れるとその上から麦茶を注ぎ入れました。
コップを少し揺らすと粉はすぐに溶けだして、見えなくなってしまいました。
女性は何事もなかったかのようにコップを自分の家族に配ります。
そして粉の入った麦茶をミツエちゃんに差し出したのです。