好きバレ! 俺様上司の溺愛が止まりません!


 蒔田と紘花は、婚前旅行を兼ねたウェディングを海外で挙げたあと、お披露目パーティを、都内のレストランを貸しきって行った。服装自由。ご祝儀なし。わいわいと、二人の映像を見ながら、楽しくお酒を飲んで過ごして欲しいそんな趣旨のイベントだった。

 なお、蒔田の石川の友人は招待していない。今度石川に帰ったときに、これまた蒔田の友人のレストランを貸しきってパーティをしてくれるらしい。どうやらその友人はミュージシャンで、宣伝を兼ねたライブを行うそうだ。ちゃっかりしている。

 ともあれ、いまは二人の結婚パーティだ。二人を知る会社の知人友人が集まってくれている。その輪のなかで、紘花は、「次はミカちゃんの番だね」と笑いかける。

「うえっ!? あたしっすか? まだまだ全然っすよ!」

「そんなこと言ってたらミカちゃん。二十代なんてあっという間に過ぎてくよ?」

「えーでもー、……仕事好きだしぃ」