好きバレ! 俺様上司の溺愛が止まりません!

「自分が変わっていることを誰にも指摘されない。それは――


 見守ってくれる者と守ってくれる者が居なければ成し得ない偉業だ」


 なんだか、難しいことを言われた気がする。「よく、……分かんない」


 納得のいかない表情の彼女に、蒔田が、わずかに口許を緩ませて言った。


「きみは、お父さんに、とても大切に育てられたということだよ」


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