――恋生は、一緒に過ごしてみて、また、こうして、彼のビジョンを織り込んで作り上げた会社で働いてみてよく分かるが、本当に、ひとを大切にするひとだ。彼が表立って悪口を言うのを見たことがない。誰かが多少誰かのことを悪く言おうとも絶対に加わらずに曖昧に微笑みで流す。そういえば、同期のあいだで浮きまくっているわたしについても言及することがなく。しかも、誰もが知る一流の財閥である神宮寺財閥の御曹司であるにも拘わらず、気さくに話すし、みんなと同じ安酒を飲む。別段彼が偉ぶっているところを見たことがないし、スーパーのレジのおばちゃんに対しても丁寧に応じる。
一流の人間は一流のマインドを持つ。人間に貴賤がないことを知っている。
そういえば、常に彼のメンタルは安定している。睡眠、食事、運動。プライベートや仕事の忙しさで多少崩れることはあれど、基本的には予定外のことで仕事を休むことがない。
一流の人間は一流のマインドを持つ。人間に貴賤がないことを知っている。
そういえば、常に彼のメンタルは安定している。睡眠、食事、運動。プライベートや仕事の忙しさで多少崩れることはあれど、基本的には予定外のことで仕事を休むことがない。



