花に溺れ恋に純情~僕様同期御曹司の愛が私を捕らえて離さない~

 立ち上がり、洗面所で手早くメイクを落とし、オールインワンゲルで保湿をしてから、エプロンを締めて台所に立つ。鳥の水炊きに決めた。白菜もネギもちゃんと入れて、栄養を叩きこむんだ。ご飯は手抜きでパウチのを使うけど、明日の朝に炊き上がるようにタイマーで予約をしておいて、明日帰ってきたらラップに包んで冷凍しよう。

「……戦え。泣いている場合じゃない」

 もりもり食べて英気を養う。水仕事を済ませ、続いては、こたつテーブルにノートパソコンを広げて電源を入れる。いまいちだった職務経歴書や履歴書をすべて直し、転職サイトをチェックし、エージェントに返信をする。早速明日面談が入った。――と。

「Smile Abroad……?」

 ワードを絞って検索をしていると、とある留学支援団体の求人が目に留まった。これは……。